ICTとは
最近はIT(Information Technology:情報技術)というより、
ICT(Information and Communication(s) Technology:情報通信技術)と呼ばれることが多くなりました。
これは、国際的にはICTという呼び方が一般的ということで、総務省が平成17年版の「情報通信白書」から本格的に使用し普及してきたものです。
今では、コンピューター業界では、「IT」というより「ICT」と呼ぶ方が一般的です。
ただし国内の一般市場では、まだ「IT」と呼ばれることが多いようです。
基本的に「IT」と「ICT」は、同義語として使用されます。
私の場合、中小企業の経営者向けセミナーでは「ICT」と言う用語をはじめに少し説明しますが、
その後は、「セミナーでは、みなさんになじみのITと言う用語を使用します。」
と言って、中小企業の経営者向けセミナー内では、「IT」と言う用語を使用しています。
しかし、一方、自治体向けのセミナーでは、「ICT」と言う用語を説明し、
以後、セミナー内では「ICT」を使用します。
なぜなら、自治体は総務省管轄で、ICTとい用語の普及に努めているのが総務省だからです。
今でも自治体職員に「ICT」と言う用語を教えると、「いいこと教えてもらった」とありがたがる自治体もあります。
この「ICT」は、2005年、2006年の自治体向けセミナーでは、セミナー最初のつかみでいつも使わせてもらっていました。
このように、私は「ICT」と言う用語が普及するまでは、今でもお客様に合わせて、「IT」と「ICT」を使い分けています。
なぜなら、その方がお客様のためだと信じているからです。
このカテゴリーは、ICT企業の方が対象ですので、「ICT」と言う用語を使用します。
私は、当初からICT業界でも「ICT」という用語が広く普及すると考え、
「ictsolution.jp」というドメインを取得し、広く研修・セミナーで「ICT」という用語の普及に努めてきました。
また近年は、NTTコミュニケーションズさんのテレビCMで「ICT Solution Partner」というCMが放送されるようになるなど、
「ICT」という用語の普及に大手ICT企業も力を入れてきているようです。
ここのカテゴリーでは、できる限り、ICTソリューションをどのようにビジネスに活用しているかを、わかりやすく解説します。
大手ICT企業のような難しい専門用語は使用しません。またごちゃごちゃした難しい話はしません。
シンプルでわかりやすく解説します。
また、ここでのノウハウは、極めて簡単に実行できますので、実践で活用してください。
実践で活用し、効果が出て初めて、ノウハウとは身につくものです。
頭で理解するだけで満足するような、「ノウハウコレクター」にならないでください。